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2020年7月31日(金)

環境省「TCFD に沿った気候リスク・機会のシナリオ分析支援事業」参加企業募集について

環境省は、気候関連リスク・機会を経営戦略に織り込む取組を促進するため、TCFD に沿った気候リスク・機会のシナリオ分析支援事業に参加する企業の募集を開始しました。

1.支援対象企業の募集について

支援内容:TCFDに沿ったシナリオ分析の支援
   ・応募企業を対象とした合同説明会
   ・面談形式のシナリオ分析支援

対象企業:TCFDに沿った気候リスク・機会のシナリオ分析の経験がない企業で、TCFDに沿ったシナリオ分析の実施を検討している企業(6社程度)

募集期間:令和2年7月27日(月)~8月31日(月) 

応募条件:公募正式書類をご確認ください
※詳細は、環境省報道発表ページ(https://www.env.go.jp/press/108179.html)をご確認ください。

2.応募手続き及び問い合わせ先について

応募を希望する企業は、「応募申請書」に必要事項を記入、押印のうえ、8月31日(月)までに下記の提出先へ電子メールにてご提出ください。
※郵送での応募申請書提出は受け付けておりません。

本事業に関する問い合わせ先:
デロイトトーマツコンサルティング合同会社 パブリックセクター 田嶋、山崎宛
E-Mail:scplan@tohmatsu.co.jp

3.事業実施の趣旨・背景について

企業が気候変動のリスク・機会を認識し対策に取り組むことは、ESG投資を行う機関投資家・金融機関からも重要視されており、気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)の提言においてもその重要性が言及されています。このように、企業が経営戦略に温暖化をはじめとする環境要素を織り込み、脱炭素化を目指すことは資金調達にも関わる重要な課題となってきています。
本事業では、TCFDに沿った気候変動のリスク・機会を経営に織り込んだ脱炭素経営を促進させるため、TCFDに沿った気候変動リスク・機会のシナリオ分析の支援を実施するものです。また多様な業種への支援実施を通してシナリオ分析の高度化を図り、支援結果・シナリオ分析の方法論をとりまとめた実践ガイドを改訂する予定です。
また、COVID-19による社会経済への影響も加味し、現実に即したシナリオ分析と、シナリオ分析結果に紐づく脱炭素への自社の革新的技術開発などのイノベーションやトランジションの取組等に関する開示の支援を実施いたします。

4.関連Webページ、資料

・TCFD
https://www.fsb-tcfd.org/

・TCFDを活用した経営戦略立案のススメ~気候関連リスク・機会を織り込むシナリオ分析実践ガイドver2.0~
http://www.env.go.jp/policy/policy/tcfd/TCFDguide_ver2_0_J.pdf